アイフルはプロミスやアコムと並び、国内の消費者金融でも屈指の高い知名度を誇る貸金業者です。昔からCMの話題性がある企業で、最近ではテレビや動画配信サイト等で「そこに愛はあるんか?」のCMを見た人も多いのではないでしょうか。
ただ、アイフルのサービスは誰でも利用できるわけではありません。申し込み条件を満たしたうえで審査を受け、条件をクリアして初めて契約が可能になります。
本記事では、アイフルの審査に不安を感じている方に向けて、アイフルの審査を受けた人やサービスを利用した人の口コミを紹介します。審査のチェックポイントや完済までの流れも併せてみていくので、これからアイフルに申し込む人は参考にしてみてください。
アイフルはプロミスやアコムと並ぶ「大手消費者金融」と呼ばれており、利用したことのある経験者も数多くいます。それだけ口コミが多く見つかるので、検討している方にとっては大いに参考になるでしょう。
ここからは、編集部が独自に集めた、アコムの審査に関する良い口コミと悪い口コミを見ていきましょう。
アイフルは、アコムやプロミスと違って、大手銀行の傘下には入っていません。独立して営業できていることもあってか、他社では採用されていない革新的なサービスが多く導入されています。
サービスが充実していることから、良い口コミ・評判もたくさん集まりました。多くの人がアイフルを高く評価していることが分かります。
家からすぐ近くにアイフルの無人契約機があったので、初めて利用してみました。アイフルはおろか、ローンでお金を借りるという行為自体初めてで非常に緊張しましたが、分からないことは全てオペレーターに電話で聞くことができたので助かりました。必要な書類を作成して免許証をスキャンしたあと、すぐにカードが出てきたのも驚きましたね。ローンの審査って1日がかりの手続きになるかと思っていましたが、あまりに簡単に終わって驚きです。申し込んでから審査を通過するまで、30分くらいしか経過していないんじゃないですか?
他3社で合計120万円の借り入れがあり、なんとか毎月1回の返済にまとめたくて「おまとめMAX」に申し込みました。審査結果が3日ほどで到着し、無事に通過できていて本当にありがたかったです。金利もそれまでの18%から15%以下とかなり下がってくれて、毎月の返済が数千円減りました。今でもコツコツ返済中ですが、アイフルのおかげで何とか完済できそうです。
自分がアイフルで借りる決め手になったのが、「スマホATM」を利用できる点です。自分はいわゆる「ミニマリスト」に近い感性を持っていて、財布の中身はできるだけシンプルにしたいと思っています。スマホATMはセブン銀行とローソン銀行に限定されるデメリットはありますが、ローンカードなしで借りられるので財布がすっきりします。自分の家の近くにはセブン-イレブンもローソンもあるので、使い勝手は全く問題ありません。ただ、この点は自宅の立地にも左右されるので、正直言って運だと思います。
消費者金融を選ぶ際に、自分は「大手のブランド力」をある程度重視しました。中小の消費者金融でもアコムやアイフルくらいサービスが充実している業者もあったのですが、長くお世話になる以上は経営が盤石なところを選びたいと考えました。その点アイフルは昔からCMで有名ですし、安心感はバツグンでした。
アイフルを初めて利用したときは、5万円の少額を借りました。2週間後の給料日に完済できたので、無利息期間中の完済ということで利息負担がありませんでした。銀行カードローンよりも金利設定が高いのは覚悟していたのですが、むしろ銀行より安く完済できて驚いています。初回限定のサービスではありますが、まだアイフルを利用していない人にはものすごくメリットのあるサービスだと思いますよ?
CMでの知名度の高さとサービスの充実度から、利用者の多くが高評価をしているアイフルですが、なかにはサービスに満足していない人もいます。
ここからは編集部が集めた口コミのなかでも、悪い口コミ・評判のものを見ていきましょう。
大手として名前が売れているアイフルらしく、オペレーターの対応やスマホアプリの使い勝手などは全く問題ありませんでした。使っていてネックになったのは、やはり「金利の高さ」ですね。自分は50万円を借りていて、1年くらいで完済できるようにしていく予定ですが、銀行カードローンと比較して合計で1万円くらい利息が高くなってしまう計算です。アイフルには最短即日融資のメリットがありますが、もし数日~数週間待てるなら銀行カードローンの方が利息を抑えられるのでおすすめです。
アイフルでは最大800万円の利用限度額が設定できるのですが、私の場合は100万円の融資額が限界でした。800万円はあくまで最大の数字で、どれだけ多くても「年収の3分の1」までしか借りられないそうな。さらに、誰でも年収3分の1上限まで借り入れできないことを知って、またガッカリですよ……。公式サイトでは限度額に対する注意事項がひと目で分からないので、審査が終わって利用限度額の設定をみて困惑してしまいました。もっと分かりやすく、限度額について周知徹底してほしかったと思います。
以前に一度だけ、返済を数日遅らせたことがあります。そのことについては自分が全面的に悪いのですが、督促の電話対応が良いとはいえなかったところが引っかかっています。遅れた翌日から1日に何回も電話がかかってくるようになりましたが、そもそも朝は仕事前で忙しく、私用の電話に対応している暇がありません。夕方頃に再度電話を頂いて出られないことが何回か続き、遅れたのは悪いのですが、さすがにしつこいなあ、と感じてしまいました。その後運よく電話に出れたのでお詫びをして振り込む日を約束したのですが、その時の声色も、お客さんに対する態度としては正直どうなの?と思わされてしまいました。
アイフルのサービスは全体的に悪いとは思いません。金利が高いのは、消費者金融なら仕方ないことかなーと思います。ただ、問い合わせした際の電話対応が決して良い印象では無かったことと、返済日が自由に選択できない点が気になります。特に口座振替の返済日に関しては、約定日で決まってしまうため、自分として使いにくかった印象があります。
無利息期間があることを知っていてアイフルにしたのですが、自分が借りたときには無利息期間が利用できませんでした。アイフルの無利息期間が「契約の翌日」からカウントが始まることを知らなかったことが原因ですね。「契約だけして、しばらくは様子をみよう」としていたのがいけなかったです。これからアイフルに申し込む人は、私と同じような失敗をしないように、契約したらすぐ借りることをおすすめします。
アイフルは独立運営によって、他社では導入に時間がかかるサービスをいち早く提供できる強みがあります。
ただし、魅力的なサービスだとしても、審査を通過しないと利用することはできません。だからこそ、審査を通過すればさまざまなメリットを享受できるわけです。
審査や審査後に受けられるサービスに関連する「アイフルのメリット」をみていきましょう。
アコムを含む消費者金融の大きなメリットは、「最短即日」での融資に対応していることです。
消費者金融のライバルである銀行カードローンでは原則として即日融資に対応していない(2023年4月現在)ので、この点は消費者金融の大きなメリットといえるでしょう。
大手消費者金融であるアイフルの審査時間は業界でもトップクラスにスピーディであり、審査の手続きにかかる最短時間は何と「25分」!
今すぐにお金を借りたいと考えている人は、アイフルが有力なサービスといえるでしょう。
アイフルに初めて申し込む人の場合、30日間の利息が0円になる無利息サービスを利用できます。
無利息期間の条件は「初めてアイフルを利用すること」「無担保キャッシングローンを利用すること」です。(「キャッシングローン」「SuLaLi」「ファーストプレミアムカードローン」が対象)
30日の無利息期間内に完済できれば期間中に何度借り入れしても利息の支払いが不要になるため、銀行カードローンよりも安い金額で完済できるでしょう。
ただし、アイフルの場合、無利息のカウント開始日が「契約の翌日から」になっている点が欠点です。
多くの競合他社でも同じ条件ですが、大手のなかでプロミスは「初回利用日(出金日)の翌日」からのカウントになっています。
無利息期間のカウント開始タイミングの違い | |
---|---|
プロミス | 初回の「利用日(出金日)」の翌日から |
アコム・アイフル | 初回の「契約日」の翌日から |
アコムやアイフルの無利息期間の条件は、「初めて契約した翌日から」であり、アイフルから借入しなくても無利息のカウントが始まってしまいます。
「契約してもすぐに借りる予定はない」という人の場合は、アイフルよりプロミスの方が向いているでしょう。
逆に契約後にすぐ借りるのであれば、アイフルでもプロミスでも無利息サービスのメリットに大きな違いはありません。
アイフルでは、ローンカードなしで一部の提携ATMを利用できる「スマホATM」というサービスを導入しています。
カードが手元にない状況でもアプリがインストールされたスマホがあれば借入・返済ができることが大きな特徴です。
【スマホATMを利用する主な手順】
財布からローンカードを出す手間が不要になり、ローンカードの紛失を心配せずにATMを利用することができます。
また、ローンカードを他人に見られる心配がないため、「アイフルを利用していることは周囲の誰にもバレたくない……」と不安に感じている人でも安心でしょう。
なお、アイフルの場合、カード発行をせずにスマホATMのみ利用しているケースでも、あとから無人店舗を利用するだけで必要に応じてローンカードを発行することもできます。
他の消費者金融にはないアイフルならではの特徴として「おまとめMAX」「かりかえMAX」の存在があります。
これらは一般的に「おまとめローン」と呼ばれるタイプのローンです。おまとめローンとは、複数の金融機関からのローンを、1つの金融機関からの借入にまとめるローン商品のことで、管理や利息などの負担を軽減することができます。
【おまとめMAX・かりかえMAXの違い】
アイフルのおまとめローンの金利は「3.0~17.5%」。アイフルを含む消費者金融の上限金利は大体が約18.0%であり、おまとめMAX・かりかえMAXを利用することで、上限金利が適用されたとしても金利負担を抑えることが可能です。
さらにおまとめMAXやかりかえMAXの場合、銀行カードローンやクレジットカードのリボ払いもまとめることができます。
さまざまな借入を1本にまとめて金利を下げられるうえ、返済回数も月1回にすることで返済の管理が容易になるでしょう。
銀行や消費者金融のカードローンに申し込んだ場合、絶対に行われるのが「在籍確認」です。
在籍確認は「利用者が申告した企業で本当に働いているか」を確認する手続きのことで、多くの場合は会社への電話連絡によって行われます。
アイフルの場合、電話連絡は「原則」行いません。公式サイトにも明記されています。
Q.申込みの時に、自宅や勤務先(在籍確認)へ確認の電話がかかってくるのですか?
A.お申込みの際に自宅・勤務先へのご連絡は行っておりません。
在籍確認が必要な場合でも、お客様の同意をいただかない限り実施いたしません。
引用元:アイフル|よくあるご質問
勤務先への電話連絡をどうしても避けたい人にとって、アイフルは有力な候補といえるでしょう。
ただ、「在籍確認が必要な場合」という表現からも分かるように、例外的に電話がかかることはあります。
アイフルのカードローンは、「WEB完結」「スマホアプリでの契約」などの方法によって、自宅への郵送物をなしにすることができます。
カードレスにすることでローンカードが自宅に届かなくなるため、家族バレを防ぎたい人に最適でしょう。利用明細や契約書も郵送されず、そのあたりの情報はアプリに集約されることになります。
利便性とプライバシーを両立させたい方は、アイフルのWEB完結がおすすめです。
「最短25分融資」「30日の無利息期間」「おまとめローン」「スマホATM」など、利用することでさまざまなメリットを享受できるアイフル。
ただ、人によっては、これから紹介するような「デメリット」を強く感じることもあります。これからアイフルに申し込む方は、競合他社や銀行カードローンと比較したアイフルのデメリットにも目を向けておきましょう。
アイフルの金利は、3.0~18.0%(実質年率)です。
大手の消費者金融の上限金利は18.0%が主流なので、アイフルの金利が競合他社と比較して特別高いということはありません。
ただ、同じ大手のプロミスの金利4.5~17.8%と比較すると上限金利が少し高めです。
また、金利が低い「銀行カードローン」と比較すれば、アイフルの金利は高いと言わざるを得ません。
代表的な大手消費者金融と、主要な銀行カードローンの金利を比較した結果は以下のとおりです。
金融機関名 | 金利(実質年率) | |
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消費者金融 | アイフル | 3.0~18.0% |
プロミス | 4.5~17.8% | |
アコム | 3.0~18.0% | |
レイク | 4.5~18.0% | |
銀行カードローン | 三井住友銀行カードローン | 1.5〜14.5% |
横浜銀行カードローン | 1.5~14.6% | |
楽天銀行カードローン | 1.9~14.5% | |
りそな銀行カードローン | 1.99~13.5% |
銀行カードローンの上限金利は14.5%程度が相場であり、アイフルと比較して年3.5%も低い水準です。
徹底して利息負担を減らすなら銀行カードローンがおすすめです。
たとえば「50万円を借りて1年間で返済する」という条件の場合、アイフルと三井住友銀行カードローンでは返済額に以下のような差が出ます。
【アイフル】
適用金利 | 18.0%と仮定 |
---|---|
借入金額 | 50万円 |
返済回数 | 12回(1年) |
毎月の返済額 | 46,000円 |
返済利息 | 50,062円 |
【三井住友銀行カードローン】
適用金利 | 14.5%と仮定 |
---|---|
借入金額 | 50万円 |
返済回数 | 12回(1年) |
毎月の返済額 | 45,011円 |
返済利息 | 40,128円 |
今回のシミュレーションでは、1年で約1万円の差がつく結果になりました。
借入金額が大きくなったり返済期間が延びたりすれば、さらにその差は広がっていきます。
利息負担を軽減させるなら、やはり銀行カードローンが便利です。
ただし、アイフルの場合は初回の利用に限って30日間の無利息期間があるため、初回の短期利用であればアイフルの方が安く済む可能性もあります。
アイフルをはじめとする消費者金融は「貸金業者」であり、「貸金業法」による規制の対象になっています。
貸金業法では「利用者の年収の『3分の1』を超える融資をしてはならない」というルール(総量規制)があることに注意が必要です。
この「年収3分の1」とはアイフル1社からの借入ではありません。利用者が全ての貸金業者から借りているお金の合計です。
たとえば年収600万円の人が消費者金融ですでに200万円を借りている場合、新しくアイフルで融資を受けることは原則としてできません。
ただし、アイフルでは総量規制の対象外である「おまとめMAX・かりかえMAX」を扱っており、それに限っては、総量規制の上限を超えて借入することも可能です。
アイフルでは、安定収入がない専業主婦(夫)や、アルバイトしていない学生や無職の人は借り入れすることができません。
アイフルの申し込み条件をみると、「安定収入が必須」であることが明記されています。
満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
引用元:アイフル|キャッシングローン
働いていない人は「定期的な収入と返済能力」の部分を満たすことができないため、原則として審査落ちになってしまいます。
もし無職の人がお金を借りたいなら、「配偶者貸付」を利用できる貸金業者を選択しましょう。
配偶者貸付とは、本人に収入がない場合でも配偶者の収入と合算することで借り入れできる制度です。
ほとんどの消費者金融では配偶者貸付の仕組みは導入されていませんが、「ベルーナノーティス」などごく一部の消費者金融では対応しています。
メリットの項でも紹介したアイフルの「30日間無利息サービス」ですが、30日のカウントが始まるのが契約の翌日から30日という点はデメリットです。
アイフルで契約すると、借入していなくても無利息期間が進んでしまうため、人によっては無利息期間が短くなってしまったり、借入する前に無利息期間が終わってしまったりすることが考えられます。
もし「契約してからしばらくは借りずに様子を見たい」ということであれば、プロミスの方がおすすめです。
プロミスの無利息期間はアイフルと同じ「30日」ですが、無利息期間のカウント開始が「初回利用日の翌日」という点が異なります。出金するまで無利息のカウントが進まないので、様子見をしたい人でもプロミスなら無利息期間をフル活用できます。
アイフルの審査に関する口コミでみたように、誰でもアイフルの審査を通過できるわけではありません。
アイフルの審査は「甘い」と断言することはできず、何も考えずに受けると審査落ちになる可能性もあります。審査に関する情報を事前に集めておき、審査通過のための準備や心構えを整えておくことが大切です、
ここからは、アイフルの審査に関して事前に知っておきたい情報をピックアップして紹介します。
アイフルの審査基準は非公開であり、本番の審査に通過するかどうかを事前に知ることはできません。
ただし、アイフルの「1秒診断」なら、入力した項目の範囲で「融資可能かどうか」を事前にチェックすることはできます。
【アイフル「1秒診断」のチェックポイント】
【入力したあとの簡易審査結果】
1秒診断の時点で「大変申し訳ありません~」の表記になった場合、本番の審査に申し込んでも通過できる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
もう一度、年収や他社借入額などを見直すことが先決です。
「ご融資可能と思われます」と表示された場合は、本番の審査を通過できる可能性も十分にあります。
ただ、あくまでも上記4項目のみを調べた結果であり、本番の審査では違う結果になる可能性もゼロではありません。
たとえば信用情報に傷がある場合、1秒診断で借入可能になっていても、審査落ちになるでしょう。
アイフルをはじめとした消費者金融の審査通過率は、いつも一定とは限りません。消費者金融ごとに違うのはもちろん、月によっても大きく異なります。
たとえば「2023年2月現在」の「アイフル」「アコム」「プロミス」審査通過率を見てみると、以下のとおりです。
審査通過率(2023年2月現在) | |
---|---|
アイフル | 32.8% |
アコム | 42.0% |
プロミス | 43.9% |
上記の数字だけを見ると、アイフルの審査通過率はアコム・プロミスよりも10%程度低くなっています。
これだけ見ても、「アイフルの審査は甘い」というのがアテにならない情報ということが分かるでしょう。
約3人に1人しか審査を通過できないのが現状です。
ただ、審査通過率はいつも約33%ではなく、受けるタイミングによっても変わります。
あまり悲観することなく、審査を通過できるように「属性情報」「信用情報」を育てることが大切でしょう。
アイフルに限ったことではなく「どの条件を満たせば審査を通過できるのか」という審査基準については公表されていません。
ただし、確実にいえることは、以下の「申込条件」を満たさない限り、まず審査を通過することはできない、ということです。
【アイフルの申し込み条件】
満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
※なお、お取引中に満70歳になられた時点で新たなご融資を停止させていただきます。
引用元:アイフル|キャッシングローン
アイフルでは、満20歳以上という年齢要件が設定されています。
2022年の民法改正によって成人年齢が18歳まで引き下げられましたが、アイフルの場合は20歳にならないと申し込むことができない点に注意が必要です。
また、アコムに申し込むには「定期的な収入と返済能力」も必要です。「定期的な」という点がポイントで、日雇いのような働き方の場合は審査を通過できない可能性があります。
これらの条件を満たしたうえで、年収や他社借入額、信用情報に記録された情報などが総合的に評価されて審査の合否が決定します。
アイフルに申し込んだあとは、以下のような流れで手続きが進んでいきます。
即日融資を受けたい人は、上記の流れやポイントを事前に把握しておくことをおすすめします。
それぞれの手続きの詳細について、見ていきましょう。
アイフルのカードローンを利用するなら、まず「申し込み」の手続きが必要です。
手続きの方法には「WEB」「スマホアプリ」「電話」「無人店舗」がありますが、即日融資を希望するならWEBかスマホアプリがおすすめです。
WEBまたはスマホアプリでは、手続きをWEBで完結させられる「WEB完結」を利用できます。
PCやスマホを使ってインターネット上から申込する方法で、24時間365日いつでも申込手続きができる点がメリットです。
審査対応時間は他の方法と変わらず21:00までですが、そこまでに契約まで完了させれば最短25分融資も可能です。
電話申し込みは混みあう時間帯があるデメリットがある一方、オペレーターに直接相談できるメリットがあります。
また、女性専用ダイヤルも用意されているので、同性に相談しながら手続きを進めたい女性の方におすすめの方法です。
借入の方法を振込にすることで、契約完了後にローンカードを受け取らずに借入することもできます。
アイフルの無人契約機が近くにあるなら、それを利用して最短即日融資も可能です。
その場ですぐローンカードを発行できるので、提携ATMを幅広く利用したい人に向いている方法といえます。
操作方法が分からない場合でもオペレーターに相談しながら手続きができるので、機械が苦手な人でも操作に困ることはありません。
申し込みや本人確認書類の提出といったプロセスが全て完了したあとは、アイフルによる審査が行われます。
申し込み内容の審査はスコアリングシステムで瞬時に完了します。その後は申込者の信用情報にアクセスして、「返済の遅れを発生させたことはないか」「他社でどれくらいの件数・申込があるのか」といった内容が審査されます。
なお、アイフルの審査では原則として会社への電話連絡による在籍確認はありません。
ただ、審査の結果次第では電話がかかることもあります。会社への電話前に本人に「会社に電話をかけていいのか」と承諾を得るための連絡がくるため、着信にはすぐに出られる状態にしておきましょう。
アイフルから審査通過の連絡を受け取ったあとは、契約の手続きに進みます。
カードが不要であればWEBでの契約がおすすめです。振込またはスマホATMを利用することで、カードを発行せずに借入できます。
契約まで完了したら、いよいよ借入ができます。
利用できるのは自分名義の口座への「振込依頼」「アイフルATM」「提携ATM」といった方法です。
アイフルではさまざまな方法で最短即日融資が可能ですが、なかでもおすすめできる方法の1つが「振込」です。
自分が指定した金融機関に24時間365日いつでも振込依頼ができ、多くの銀行口座に最短10秒で振込が完了します。
自宅にいながらお金を受け取ることができるため、コンビニや銀行のATMまで足を運ぶことが面倒に感じている人にはぴったりでしょう。
また、振込名義を「アイフル㈱」「AIセンター」から選択できるのもメリットの1つです。
AIセンターを選択すれば一見してアイフルからの振込だと気付かないので、配偶者や家族に通帳を見られてしまう可能性のある人でも安心して利用できます。
アイフルATMを利用してお金を引き出すことも可能です。
1,000円単位での出金に対応しているので無駄のない金額を借りることができ、提携ATMと違って手数料もかかりません。
コンビニや銀行などの提携ATMを利用してお金を借りることができます。提携ATMの種類は以下のとおりです。
【借入・返済が可能な提携ATM】
【借入のみ可能な提携ATM】
なお、「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」に関しては、ローンカードなしでもスマホATM機能で借り入れることができます。
利用のたびに110~220円の手数料がかかる点はネックですが、アイフルATMが近くにない時でも気軽に利用できます。
アイフルでは「融資まで最短25分」と公言されているとおり、大手消費者金融らしいスピーディな融資を受けることが可能です。
ただし、あくまで「最短」の時間であり、人によっては審査結果の通知が届くまでに時間がかかることもあります。
審査に時間がかかる原因として考えられるのは、主に以下のようなことです。
【審査に時間がかかるケース】
最初に考えられるのが、アイフルの審査に人が殺到して混みあっているケース。審査担当スタッフが対応しきれない人数から申し込みがあった場合、どうしても審査に時間がかかります。最短25分での融資を目指すなら、「平日昼間」など審査が混みあっていない時間帯を狙って申し込みましょう。
申告した情報に誤りがあることも、審査に時間がかかる原因の1つです。申込者に電話して正しい情報を確認する等の対応をする分だけ、審査結果が出るのが遅くなってしまいます。
また、審査結果がメールで届く場合、迷惑メールフォルダに振り分けられていることも考えられます。ある程度待ってみて審査結果のメールが来ない場合、通常の受診フォルダと併せて迷惑メールフォルダも確認しましょう。
最後に、アイフルの審査に関する疑問と回答をまとめました。
アイフルの審査に落ちる原因は公表されておらず、個別の原因については分かりません。
一般的な話でいえば、審査で重要視されるのは「収入の安定性」と「信用情報」です。審査落ちしてしまった場合、まずは信用情報をチェックしましょう。返済の延滞の履歴があったり、複数の他社で借りた・申し込んだ記録が残ったりしている場合は、それが原因のことがあります。
信用情報に何の問題もなかった場合は、年収や勤続年数といった属性情報を見直す必要があるかもしれません。
収入証明書は給与明細や確定申告書など、借入希望額が一定以上になった場合に提出が必要になる書類のことです。
収入証明書によって返済能力を確認するため、アイフルに提出を求められたのに収入証明書を提出しないと融資を受けられない可能性があります。
アイフルは貸金業者として「貸金業法」の対象であり、貸金業法の決まりを守って運営する義務があります。
貸金業法には「返済をきちんとしていて、正当な理由がないのに家に借金取りが訪問すること」「深夜に取り立ての電話をすること」「勤務先に借金取りが訪問すること」などは禁止されているため、そのような心配は無用です。
アイフルは「スマホATM」「おまとめMAX・かりかえMAX」など、他社ではなかなか扱っていないユニークなサービスが充実しています。
大手銀行グループの傘下にはならずに独立して運営していることで、革新的なサービスをいち早く導入できるのがアイフルの強みです。
一方、アイフルを利用するには審査通過が絶対に必要になります。カードローンやクレジットカードの利用履歴、他社借り入れ件数・金額によっては審査を通過できないので要注意です。
今回紹介した「審査に関するチェックポイント」を参考に、審査を通過できるように準備を進めていきましょう。